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Aug 22, 2023

ニューラピッド

投稿者: スタッフ | 2022 年 7 月 29 日

2 成分射出成形用に設計された新開発の急速硬化型自己粘着性液状シリコーン ゴム (LSR) は、表面の前処理なしでポリカーボネートと強固な接着を形成します。 LSR により、医療機器、自動車、その他の分野で使用される多部品部品のコスト効率の高い大規模生産が可能になります。 Wacker は 10 月の K 2022 で Elastosil LR 3078 シリーズを発表する予定です。

Elastosil LR 3078 シリーズのグレードは、硬化中に基材には化学的接着が蓄積しますが、射出成形ツールには蓄積しないように配合されています。 特許取得済みの自己接着技術にはビスフェノール A 構造が含まれておらず、このグレードには加工中に金型内に固体の堆積物が形成される可能性のある物質が含まれていません。

LSR は硬化速度が速いため、射出成形サイクル時間を短縮できます。 また、複雑な幾何学的形状のデバイスも二次仕上げをすることなく高精度に製造できます。 したがって、Elastosil LR 3078 は、ポリカーボネートとシリコンのハイブリッド部品のさらなる小型化と、まったく新しい製品設計への道を開くとワッカー氏は述べています。

製品ポートフォリオには、20 ~ 70 ショア A の硬度が含まれており、すべてのグレードが半透明で、顧客の仕様に合わせて着色できます。 圧縮永久歪みが非常に低いため、シーリング用途に適した材料となります。 高温圧縮後に緩めると、Elastosil LR 3078 で成形された部品は、材料の弾性のおかげで最小限の変形を示します。 その結果、シールリップは長期にわたって機能を維持します。

硬化した Elastosil LR 3078 製品は、ISO 10993 および USP クラス VI に準拠した生体適合性に関する厳選されたテストに合格しています。 また、機械的特性やポリカーボネートへの接着性を損なうことなく、134°C で繰り返し蒸気滅菌することもできます。

用途は、自動車用途の透明カバー、家庭用電化製品のハウジング カバー、医療診断システム、自動ドラッグデリバリー、低侵襲診断装置や外科装置など多岐にわたります。

ワッカーは、10月19日から26日までドイツのデュッセルドルフで開催されるK 2022のホール6、ブースA10に出展します。

テキスト形式の詳細

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